おるがったステーション
「おるがった」は熊本弁の「私たちの家」の意味です。「ステーション」は「出発する・帰るところ」という意味を込めて名付けられています。学習の場、居場所として外国から来た子どもたちにとってなくてはならない場所です。
来日直後の子どもたちには日本語の初期指導をし、初期指導が終了している子どもたちには学校の授業の内容を中心に国語や算数(数学)などの各教科の学習サポートを行っています。
国際交流会館学習会は小学生から中学生まで、事務局学習会には小学生から高校3年生までの子どもたちが通っています。日本語が十分でないため、基礎学力がつかないまま高校進学し、授業についていけず困っている生徒も多くいます。また、高校受験や大学入試の面接や志望理由の練習に来る生徒も増えました。
また、外国から来た子どもたちとお母さん、お父さんのための勉強会として「おるがったキッズ」も開催しております。学校のことで分からないことや困ったことが相談できます。
内容 | 会場 | 開催日時 |
おるがったステーション 国際交流会館学習会 | 熊本市国際交流会館 | 毎週日曜日 10:00-15:00 |
おるがったステーション 事務局学習会 | 当NPO事務局 | 毎週土曜日・日曜日 9:00-17:00 及び 長期休暇中随時 |
おるがったキッズ | 熊本市国際交流会館 | 毎月第4土曜日 10:30-12:00 |
やさ日学校プロジェクト(外部共働)
2022年4年7月、熊本市国際交流振興事業団、小中学校関係者、大学の先生方、支援ネットが参集し、学校の年間行事で特徴的なものに絞って、やさしい日本語に翻訳するプロジェクトがスタートしました。母語話者の方々も外国人の立場で協力してくださいました。
完成したハンドブックでは、
①「やさしい日本語によるお知らせ文書雛形」を学校で加筆修正し、配付できるようになっています。
②日本の学校行事について、多言語翻訳した用語集を作成し、保護者が母語で理解することができ、不安を少しでも軽減できるようになっています。