外国ルーツの生徒交流会

 外国にルーツをもつ生徒が日頃の悩みや将来の夢を語りあったり、地域を越えた友だちをつくったり、支えあうための輪をひろげる集まりです。

 外国にルーツを持つ生徒たちは、多かれ少なかれ日本語がわからなくて困った経験や、日本語がわかっても相手に気持ちを伝えられなかった経験を持っています。また、外国ルーツだからこそ生じる悩みを抱える中で、この交流会において、同じような悩みや葛藤を抱える友達に出会うことができます。

 彼らにかかわる大人の立場からすると、日ごろ聞けない彼らの本音や悩みを聞くことができ、日本人の中では見せない彼らの素顔がみられる場でもあります。また、外国にルーツを持つ生徒の日本語支援、生活指導・進路指導など担当の教師の情報交換の場にもなります。

国際ボランティアワークキャンプ(外部共働)

 「国際ボランティアワークキャンプ」(以下「ボラキャン」)は、熊本市国際交流振興事業団が主催する高校生を対象としたワークキャンプです。2006年から実施されているボラキャンは、高校生が「国際」と「ボランティア」をテーマに、高校生が社会の諸問題について自らの力で解決策を導き出していくことを目的としています。

 ボラキャンには例年、当NPOと何らかのつながりのある(日本語の指導を受けた・おるがったステーションに通っていた)外国にルーツを持つ子どもたちが実行委員として参加し、自分たちの経験を通じた学びを「多文化共生」という概念をベースに同年代の高校生に伝え、その視野を広げるための一翼を担っています。また、子どもたちのサポート役として、当NPOの理事が「アドバイザー」の名の下、企画段階から当日の運営まで携わているほか、外国にルーツを持つOB・OGたちが子どもたちのサポート役として活躍してくれています。

ひだまり日本語クラブ(外部共働)

 保育園から高校生までの子どもたちとその家族が一緒に勉強しています。お母さんやお父さんは日本語、子どもたちは学校の宿題などを頑張っています。
勉強のみならず、家庭内のトラブル・日本での暮らし・仕事等、幅広く相談できる場となっています。

 また、時期によって交流イベントを実施しております。
過去に行われた交流イベントの一部は下記に記載いたします。※年ごと内容が異なる場合がございます

①カヌー体験:熊本市江津湖にて「熊本火の国海洋少年団」様のご厚意で体験させていただきました。
②ボルダリング体験:「クライミングパーク菊南」様のご厚意で体験させていただきました。
③畑づくり:畑を借りて野菜を育てる農作業を通じてストレスの軽減や食育にも役に立ちました。
④クリスマス会:子どもたちの保育園や学校の先生を招いて、多くのボランティアや協力者によって子どもたちと楽しいひと時を過ごすことができました。

共に歩み 青春を語る会(外部共働)

(公開予定)