くまもとこどものにほんご事業

 2022年度は、菊池市、菊陽町、宇城市、宇土市、合志市、大津町、山鹿市、玉名市、荒尾市、人吉市、美里町、南小国町、南阿蘇村、西原村、玉東町の15自治体から日本語指導の委託を受け、委託児童生徒数は、2022年度3月末で74名でした。ルーツはさまざまで、中国、フィリピン、ベトナム、オーストラリア、シンガポール、パキスタン、フランス、インドネシア、ネパール、アメリカ、ミャンマー、カナダ、ニュージーランド、シリア、ブラジル、アフガニスタン、ウクライナ、日本(海外帰国生徒・日本生まれ)です。

 2022年度はコロナの入国制限が解除され、子どもたちもたくさん入国をしました。国籍も多様化しており、また委託を受ける自治体も増え、ますます、日本語指導員の確保が課題となっています。しかし、熊本県内には、まだ日本語指導が行われていない自治体も多く、日本語や学習言語に困難を抱えている児童生徒がいます。このような状況の中、私たちは、これからも日本語指導のない自治体への働きかけ、子どもたちの支援に自治体間格差がなくなるような活動を続けていきます。

日本語指導員派遣

(公開予定)