関係者必見 いよいよ終盤! 県立高校後期試験!
外国ルーツの生徒を担当している先生やサポーター、保護者にお願いです。
熊本県立高校後期試験では外国から来た子どもに対して特別措置や特別配慮があります。
外国籍では小学4年生以降に編入学した生徒、日本国籍では中学1年以降に編入学した生徒は特別措置や特別配慮が受けられます。
特別措置は3教科受験(受験生が選べます)と面接と作文です。特別配慮は時間延長やルビ付きです。(参照:令和5年熊本県立高校募集要項)
作文は日本語で800字で、その時出されるテーマで書かなければなりません。日本語での作文は来日2,3年の生徒には難しく自分一人では書けない生徒がほとんどです。日本人の生徒のようには書けません。
それで、お願いです。県立高校の後期を受験する生徒を担当していたら、一緒に作文の準備をしてあげてください。「書いておいで」では数行書くのが精一杯の子が多いです。話を聞きながら、一緒にまとめてあげてください。よく出るテーマは「志望理由」「将来の夢」「高校で頑張りたい事」「中学校で頑張ったこと」などです。3,4種類書いて覚えると、面接で言うこともまとまってきます。
あと2週間、自分で何をしないといけないか分からない子がたくさんいます。作文を1枚も書いていないと言って、今ごろ、たけんちに来る中学3年生がいます。学校で対応してもらっていないようで、作文も、面接の原稿も一枚も書いていない子たちもいます。何とか、高校に入学できれば、そこから伸びる子も多いです。
日本人の試験は5教科なので、外国ルーツの作文と面接は軽く見られるようですが、2教科分のウエイトです。最後の追い上げ、一緒に頑張ってあげてください。
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